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怪談マンガこぼれ話2

怪談マンガ 第2話「オバケ」について

叔母からは多大な影響を受けている。
知り合いから仕入れてきた怖い話をよく話してくれたし、
祖母の家には叔母が買い集めた怪奇小説やホラー漫画が沢山あって、
夏休みや正月に帰ると本棚から何冊も抱えてきて読みふけったものである。
大人になってからも、趣味に合った怖い話の本を見つけたら貸し借りをするような関係が続いている。



この第2話について、むかし叔母から聞いていたのは、
「子供の頃、小さい枕のお化けを見た。 そのときは怖くて誰にも言えなかった。」
程度の話だった。

最近メールで教えてもらった細かい部分はマンガに描いた通り、5才くらいのとき、母親に連れられて洋裁の先生のところに行って、その家の裏の舗装されてない道に沢山ゴミが捨てられており、その中に枕お化けがいたのだそうだ。

お化けの姿かたちは実際どんなだったか詳しく聞いたら
「マザーグースの詩に出てくるハンプティダンプティ、たまごに描いた顔みたいな感じ。」
と言っていた。
別のときに、水木しげるの化け草履の絵を見て
「実感でてる、こんな風だった。」
とも言っていたから、簡単なつくりだけど密度の濃い印象だったんだろうな、と想像する。

なぜだか自分は、夕暮れ時、古民家の縁側に、目の玉がカラカラ動くちゃちな作りのぬいぐるみのような枕のお化けがちょこんと腰掛けている場面をずっと思い浮かべてきた。
原風景と創作物がごっちゃになって、あたかも自分が目撃したかのように、古い記憶の一部と化している。




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